組み込みMarkdownリーダー
概要
プラグインには軽量なMarkdownリーダーが組み込まれている。Zotero内で任意の.md添付ファイルをダブルクリックすると、自動的に組み込みリーダーで開き、外部アプリケーションに切り替える必要がない。

リーダーはデフォルトで有効である。無効にするには(システムのデフォルトオープナーに戻すには)、環境設定 → 一般でオプションのチェックを外す。
機能
アウトラインナビゲーション
左サイドバーにドキュメントの見出しレベル(h1〜h4)が自動的に解析される。任意の見出しをクリックすると、対応するセクションに素早くジャンプできる。
全文検索
ツールバーの検索ボックスでキーワード検索をサポートし、ヒット部分をハイライト表示する。
Markdownレンダリング
- コードブロック: highlight.jsによる主要プログラミング言語の構文ハイライト
- 数式: KaTeXによるLaTeX数式のレンダリング。インライン表示とブロック表示の両方に対応
- 表、リスト、ブロック引用: 標準Markdown構文に完全対応
- 画像: 相対パスの画像が自動的に読み込まれる
文字サイズと幅
- 文字サイズ調整: 12pxから24pxまで調整可能。ツールバーの+/-ボタンをクリックして段階的に調整
- 閲覧幅: 狭幅(860px)と広幅(1160px)のモードをサポートし、様々な画面サイズに対応
ツールバーアクション
| ボタン | 機能 |
|---|---|
| 検索ボックス | 全文キーワード検索 |
| 更新 | ファイルを再読み込みして再レンダリング |
| Markdownをコピー | 生のMarkdown内容をクリップボードにコピー |
| パスをコピー | ファイルパスをクリップボードにコピー |
| 文字サイズ - | 文字サイズを縮小 |
| 文字サイズ + | 文字サイズを拡大 |
| 幅の切り替え | 狭幅/広幅の閲覧モードを切り替え |
| トップに戻る | ドキュメントの先頭までスムーズスクロール |
| 外部で開く | システムのデフォルトアプリケーションでファイルを開く |
自動テーマ適応
リーダーはZoteroのライト/ダークテーマに自動的に適応し、手動での切り替えは不要である。
環境設定
Zotero → 設定 → Zotero Agents → 一般で以下の設定が可能である。
- 組み込みMarkdownリーダーを有効にする: チェックすると、
.md添付ファイルをダブルクリックした際に組み込みリーダーで開く。チェックを外すと、システムのデフォルトオープナーが復元される。
技術的な注意事項
- レンダリングエンジン:
markdown-it+ KaTeX + highlight.js - セキュリティ: 組み込みのHTMLサニタイゼーションにより、script/style/iframeなどの安全でないタグやイベントハンドラを除去
- サポートされるファイルタイプ:
.md、.markdown(ファイル拡張子とMIMEタイプの両方で検出)